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2023/09/29

海外 カジノ 違法で学ぶSDGsとは?新潟大学で聞きました!

2023年よりカルビー海外 カジノ 違法の取り組みに地元・新潟大学の学生たちが参加しています。

6月には新潟大学で行われた「SDGs入門演習」の講義にカルビーの社員が登壇。海外 カジノ 違法の取り組みを紹介しました。

7月には新潟大生が粟島に来島し、草取りの農作業支援に取り組みました。そして一人娘の収穫期、11月にも収穫作業を手伝ってくれる予定です。

ここでは、カルビー「miino 粟島一人娘海外 カジノ 違法」に集まる人々を紹介するシリーズの第1回目として、新潟大学工学部工学科・准教授の村山敏夫先生と、新潟大学経済科学部1年生の布川友翔さんにお話を伺いました。

新潟大学「SDGs入門演習」とはどんな授業なのでしょう?

(村山先生)
「SDGs入門演習」は県内の大学では1番最初に開講したSDGs関係の授業で、履修者は現在約150名です。教科書的にSDGsを学ぶのではなく、行政や企業に出向いたり、関わったりしながら、実際にどうSDGsに取り組んでいるかを学ぶ授業になります。SDGsというと世界の大きな動きのなかでの捉え方もありますが、私がいま取り組んでいるのは、地域や身近な部分で根付いたSDGsということをテーマにしています。

カルビー「miino粟島一人娘海外 カジノ 違法」を知ったきっかけは?

(村山先生)
今年、新潟SDGsアワードの授賞式で、大賞を授賞した粟島一人娘海外 カジノ 違法の内容を聞き、「一人娘」や島の課題、そこでの取り組みが持つ物語性に共感して「まさにこれだ!」と思ったのがきっかけです。

新潟SDGsアワードでの出会いをきっかけに、6月にはカルビーの社員が新潟大学で講義も行いました。学生の反響はいかがでしたか?

(村山先生)
大学にはさまざまな企業経営者や行政の方などにも来てもらうのですが、やはり学生たちに響くのは大人の自慢話じゃなくて、粟島の取り組みへの思いや、そこに込められたストーリー性が興味深いんだな、ということを講義後のレポートからも感じました。

布川さんは実際に講義を受けてどう感じましたか?

(布川さん)
これまでの授業とは異なる印象を受けました。SDGs単体についてというよりは「SDGsを通じてその地域をどうしたいか」という点に触れている印象。他の授業よりも良い意味で広く学べる講義でした。

「SDGsという視点を通じて粟島や一人娘の価値を捉え直すことで、これまでとは全く違う新たな価値や取り組みが生まれてくる」という話でしたね。7月には実際に、村山先生や新潟大生が粟島に渡り、草取りなどの農業支援を行われていますが、感想や印象に残った出来事などを教えてください。

(布川さん)
農作業を行ったのは2泊3日のうち2日目だけでしたが、それ以外の時間も粟島という地域を学ぶ時間がたくさん設けられたので、すごく充実していました。島を散策していると、おばあちゃんからいろいろな島のことや「もっと島に人が来て欲しい」という思いを聞いたり「島の名産は『一人娘』だけじゃなくてじゃがいももあるよ」と、じゃがいもをもらったり。子どもたちからは島の子どもたちの現状についても教えてもらいました。他にもたくさんの島の人から、これまで知らなかった粟島について話してもらい、新しい知識を得ることができました。

(村山先生)
実際に粟島まで出向いて、地域の人たちや、地域を想う感覚に触れられたということが、この先、大きな成果になってくるんじゃないかと思います。

粟島に行く前後で印象は変わりましたか?

(布川さん)
自分は観光にすごく興味あり、いろいろなところにも行っていて、粟島のことも以前からけっこう調べていました。そのなかで「時間の流れがゆっくり感じられた」という体験談を何回か聞いたことがあったのですが、実際に行ったら想像以上に時間の流れがゆっくり感じられて、それがいちばんの驚きでした。

島の皆さんは日の出とともに起きて、日の入りとともに就寝する、というような生活で、コンビニもなければ警察官もいません。古き良き日本の風景とも言える粟島は、若い皆さんの視点にどのように映りましたか?

(布川さん)
ぼくは長岡市で生まれ育ってきましたが、「何もない」という生活を丸1日通して過ごす機会はまずないので、新鮮さを感じました。最初から不便だなとも感じずに、すっとその生活には馴染めました。少し昔の日本のような場所で生活したり、他の人との関係性や信頼性が深かったり、他の若者にも実際に来て経験してもらいたいなと思います。

(村山先生)
7月の草取りに参加した女子学生は、夕日が海に沈む瞬間にふわっと水平線が緑に輝くグリーンフラッシュや、夜の星空観察で大きな火球をみたことにすごく感激していて、人生でめったに見ることのできない光景を短時間で経験できたことに大感激していました。あとは「カモメ食堂のおばあちゃんといっぱいお話しできた」とも。彼女も、そういう時間を過ごすことが、人間にとってどれだけ大切なのかという話をしてくれましたね。

豊かさとは何か?という問いが見つかるように思います。

(村山先生)
豊かさの話、島から帰る車のなかでも話題になりました!

(布川さん)
島から帰ってきて村山先生や、一緒に行った先輩とお話したんですけど、やっぱりこっち側(本土)にいると、どうしてもお金が重要。でもあっち側(粟島)に行くと、その優先度が逆転していて、島に来てくれた人との交流とか、じゃがいもをくれたこととか、重要視しているものが全然違っているように感じて、新鮮なおどろきのひとつでした。

(村山先生)
島から帰ってすぐに、いま布川くんが話してくれた「価値基準が変わる」という話になったんです。「そっか、優先順位が変わってくるんだ」「それが豊かと感じるものごとに繋がるんだ」というのは、すごく新鮮でした。

新潟大学の学生さんは11月の収穫作業にも、またご参加いただけるとのこと。

(布川さん)
地域と継続的に関わり続けることにはすごく価値があると思っていますし、そうやって長期的にどこかの地域と深く関われる機会はそんなにないと思います。この授業をきっかけに粟島で交流できたことが、自分の中でも大きな経験でしたし、これからも参加できるならば、ぜひ参加したいなと思います。

(村山先生)
11月の収穫は、今のところ50名近くの学生が手を挙げてくれています。島の人たちが、どういう風に思いを持って一人娘の栽培に取り組んでいるのか。この感覚を学生たちが学生のうちに共有できることはすごく重要なので、地域に出向いていく仕組みを引き続き作りたいです。